ザ・チェア（W640×D545×H765）

最も完成度の高いチェアといわれている、「ザチェア^※」のジェネリック製品です。
発表した当時はシンプルな装いもあり、あまり評価はされませんでしたが、発表から10年後に当時のアメリカ大統領候補であったジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンがテレビ討論会で使用したことをきっかけに、一気に有名になったチェアです。
背もたれからアームにかけてのねじれたラインが美しい笠木は、2個所において左右の手の指を交互に合わせるような形に見える"フィンガージョイント"という技法で接合されており、強度が増すだけでなく、魅せるデザインにもなり、細部のディテールまでこだわって作られています。
腕を置くアーム部分は緩やかに内側に傾斜しており、腕が置いた時に自然とおさまる角度、形状となっています。
無垢材のフレームは木の温もりを感じられるだけでなく、時間と共に味わい深く変化していきます。
無駄を一切省いた流線形のフォルムの美しさ、人間工学に基づいて作られた背もたれからアームにかけての絶妙な角度と丸み、座り心地の良さなど、全てにおいて満足いただけるチェアの一つです。
どんなインテリアにも馴染むデザインとこだわりのディテールは、オフィス以外にも様々な場所で活躍することでしょう。
完成品での出荷なので、開梱してすぐに使えるのも嬉しいポイントです。

※デンマークを代表するデザイナーであるハンス・J・ウェグナーがデザインし、1949年に発表されたチェア。
発表から60年以上もの間、世界中の人から愛され続け「椅子の中の椅子」といわれている一脚です。